キラキラ

目をあてたくないほども一部。クローゼットの最果てから更新中。

帰る場所がないから今日も私はどこにもいない

居場所がなくてもいてもいいんだよ。ということができるくらいの愛をもってる人になりたかった。私自身、価値がないと生きていちゃいけないと、意味がないといらないものだと思っているからどこにもいられない。そうしているうちに本当に影がなくなって、私は何にも魂をうつすことができなくなった。やりたいことが一分一秒思想と共に流転する。もうあの頃やりたかったことは私の夢ではないから亡骸を家の庭の土を少し掘って埋めた。きっと骨になる前に動物に食べられる。私はずっと砂漠をさまよう。砂が吹き荒れても、夜を越えても町も水辺も見つからなくてだれも私を抱き締めてくれなくて、アイデンティティがないことがアイデンティティだといえるくらいのフリーパスがあればよかったのだけど。私には家がない。家族が友達が知り合いがないから、だれも私を待ってない。足元ばかりが明るくて一寸先は暗かった。好きなことしかなくてやりたいことがありすぎてひとつひとつやっていくうちに明日には夢が変わってるくらいの愛では人を好きになってはいけないのかな。君にだって守ってくれる人がいるのだから、私にいたっていいじゃないか。