キラキラ

目をあてたくないほども一部。クローゼットの最果てから更新中。

わたしだけがすきとかそんなの嫌だから一生片想いなまんまのこの世界で恋をすることはないだろう。同じ容量や分量ではないけど好きっていう言葉の上澄みだけおんなじだからお付き合いしましょうなんて嫌。君の方がわたしのことわたしより好きだっていう確約がないとこわくて一緒になんていられない。期待するのも君を押し潰して殺しちゃうからだったら期待しない距離感と要領守った指先も触れない位置からすきだって叫んでいる。君に聞こえてわたしに触れないここが一番掠めたぬくもりにもどかしくなったり好意だけは伝えて証明するだけの行動が伴わなくてもいいやって思える。みんな付き合ったり別れたり、伝えたりしまいこんだりできる恋愛の中で孤独に呼吸する。触っても遠いし、空を切って眼前に、盲目的に衝動的に光って見える。からわたしは恋をしない。